ストリーマー大会後流行中
ミッド(mid)サイオンを代表とする、レーン戦を無視してタワーしか狙わないピックは以前から見られた。サイオンやヨリック、チョガスなどが代表的だ。
ミッドレーンにトップのタンク系キャラは基本的に出ないため、対策を知らないといいようにやられてしまう。しかし以前は100戦に1回あたるかどうか程度だった。
しかし年末にレオン代表により開かれたストリーマー大会でミッドサイオンがプレイされた。
そしてミッドサイオンをピックし続けて優勝を果たした。これによりサモナーズリフトにミッドサイオンが流行りだした。
究極の初見殺しで対策を知らないといいようにやられてしまうため対策を伝授しようと思う。
この対策はミッドレーンでTopキャラ、主にタンクに共通して言える対策なためぜひ参考にしてほしい。
アカリやゼドのアサシンはガリオなどそもそもタンクに弱いかつ先出するキャラ出ないため、主にミッドメイジ向けの対策になっている。
ピック
ミッドサイオンは驚きが大きいため、ピック画面では気づけないことも多い。
しかし自分が後出しできる立場の時やミッドサイオンが確定したときは特に意識しよう。
ウェーブクリアが早いキャラ
ミッドサイオンの目的はタワープレートをとって成長することだ。
ウェーブクリアが遅いと簡単にタワーに触れてしまう。タワーに触れられると打ちこわしが発動され一気にタワーが削られる。
そのためウェーブクリアが早いキャラを使用してタワーに触れられそうになったときはスキルですぐにウェーブクリアをしよう。
スケールが良いキャラ
ミッドサイオンはファームはフリーでできる。相手が無理に突っ込んでくることもなく、CSは簡単に取れる。
さらにサイオンは自分の高いHPでダメージを受けながらファームをすることが基本である。
そのためシンドラやベイガーなどの敵キャラクターにスキルを当てるとスタックがたまるキャラのスタックが簡単にたまる。
どんなに相手のサイドステップが上手でもメインスキルのQチャージ中は長期間足が止まっているため丁寧にスキルを当てることでスタックをためることができる。
またファーストストライクも有効だ。相手から先に攻撃されることはないため、ファーストストライクでお金を稼ぎながらスケールすることも有効だ。
キルを狙わない
ミッドサイオンなどのミッドにTopチャンピオンが出てきたときはキルを狙わない意識が大切だ。
キルを狙おうとサイオンにスキルを打っていると相手のHPよりも先に自分のマナが切れる。
そして相手は屈強なメレーキャラで普段はTopで相撲を取っているキャラだ。油断して近づきすぎると意外とキルされる。ブリンクがないキャラだとQのフルチャージを食らうこともよくある。
これはキルをしようと思ってしまっているからだ。とにかく溶かしきれないためCSをとることに集中しよう。
スキルを相手に打つ時はマナフローバンドやファーストストライクをためるときだけにしよう。
キルを狙えるタイミングは主に3つだ。
- ガンクが来たとき
- 相手がタワーを受けた時
- 自分が一コアできた時
意外と少ないと思うかもしれないが、相手はタワープレートだけを見ている。
CSに集中していれば意外とキルが降ってくることが多い。
マナを使わない
ピックは確定できず攻めたルーンを選択できないことは多いためマナを使わないことが一番の対策だ。マナがなくなってしまったタイミングでリコールしたときにタワープレートがとられることが問題だ。
そのためにはファーストリコールから工夫する必要がある。
始めは特にオートアタックでCSを取ろう。先ほども言ったがサイオンにスキルを使用してもマナが最初に切れる。
そのためCSは基本オートアタックでとろう。そしてだらだらとレーンを過ごそう。
ミッドサイオンに一番タワープレートを食べられるタイミングはTPがない2リコール目だ。
そのため毎回TPで帰ってくるのを目標としたい。そのためには少なくともファーストリコールでロストチャプターが欲しい。
ミッドレーンのタワーは序盤は50%ダメージカットがついているためタワープレートがとられることはない。プッシュされても気にせずオートアタックでミニオンを取ろう。ファーストリコールまでタワープレートは取られないという知識を持っておこう。
本来ミッドはプッシュ主導権が大切だがサイオンに対してのみ例外だ。プッシュを意識的にせずオートアタックでCSを取り、マナを温存しよう。
マナを温存してTPが上がったら帰る意識でいよう。
ここで注意は常にプッシュ主導権は自分にあるということだ。マナさえ使用すればプッシュはいつでもできる。味方ジャングルがオブジェクトを触るときだけミニオンにスキルを使用してプッシュしよう。
スキルを使ってよいタイミングはマナを気にしなくなるタイミングだ。キャラごとにレベルが上がれば、ロストチャプターがあればマナが使い放題というタイミングがあるだろう。その時になったらミニオンにスキルを使うことを解放しよう。
ダークシール、メジャイを買う
キルを狙わないといったが条件を満たしてキルが取れるときがある。
その時はダークシールを確実に買おう。サイオンは一度死ぬと、死にながらタワーを殴るなど、デス数を重ねる。
デス数が重なるともらえるゴールドも少なくなりうまみがなくなる。
そこでダークシールだ。ダークシールがあると相手も死ににくなる。買うだけで死ぬことにリスクを負わすことができる。
もしダークシールを無視して死に続けたら、10スタックダークシールで簡単にキャリーできる。
一度キルしたらダークシールを購入しよう。
集団戦
集団戦はTopにタンクキャラが出てきたときと同じだ。ミッドだからという特別感はなくなる。
サイオンを狙うのか、サイオンを無視するのかは自分のキャラの特性を考えよう。
本当にいつも通り集団戦をしよう。
この時自分はフリーでファームできているためキャリーであり火力があることを意識した立ち回りができるとなおよいだろう。
最後に
ミッドサイオンはレーン戦でプッシュせずにマナの温存という特殊な立ち回りが必要だがそれ以降は普通のサイオンだ。
ミッドレーナはマナがあるためマナ切れタイミングにタワーに触れられさえしなければ普通のサイオンだ。
マナの温存とスケールこれをとにかく意識しよう。
ミッドメイジの解説はこの記事にある。サイオン以外の通常のミッドメイジの立ち回りはこれで学んでほしい。